リコリス・彼岸花・ネリネの3種類の花はいずれもヒガンバナ科に属します。
似ているようで違う3種類の特徴・違いと栽培方法、花言葉についてまとめました。
目次
秋のお彼岸時期に咲くリコリス・彼岸花・ネリネ
「故人を偲ぶ」「また会う日まで」など様々な花言葉を持つヒガンバナ科の花。
それぞれの特徴と違いについてご紹介します。
リコリスとは?
赤、ピンク、白など多種多様な花色を見せてくれるリコリス。
リコリスはその美しい花と文化的な意味で、多くの人々に愛されています。
- 分類: ヒガンバナ科に属する球根植物です。
- 原産地: 主にアジア地域に自生し、特に日本や中国でよく見られます。
- 花: 秋に鮮やかな色の花を咲かせ、色は赤、ピンク、白など多様です。花形はトランペット状で特徴的です。
- 栽培: 日当たりがよく、水はけの良い場所を好みます。夏に球根を植えることが一般的です。
彼岸花(ヒガンバナ)とは?
別名が1000以上あることで知られている秋のお彼岸時期に咲く「彼岸花(ヒガンバナ)」
真っ赤な花色が特徴で、日本では曼珠沙華という別名でもよく知られています。
英語名だけでも3つの別名があります。
- Red magic lily(レッドマジックリリー)
- Hurricane lily(ハリケーンリリー)
- Red spider lily(レッドスパイダーリリー)
ネリネ(ダイヤモンドリリー)とは?
ネリネ(Nerine)は、アフリカ南部原産の球根植物です。
ネリネの一種でダイヤモンドリリー(サルニエンシス系)と呼ばれるものもあり、秋に鮮やかな花を咲かせます。
花色は通常ピンクや白が多く、細長い花びらが特徴的です。
花びらは波打つような形状で、花の中心に向かって巻き込むような独特の姿がとても印象的です。
- 科属: ヒガンバナ科に属する球根植物で、秋に花を咲かせる。
- 原産地: 南アフリカ原産で、温暖な気候を好む。
- 花: 明るいピンク色の花が特徴的で、波打つような花びらが美しい。
- 栽培: 日当たりの良い場所を好み、水はけの良い土壌が適している。
- 冬越し: 耐寒性がありますが、寒冷地では冬越しに注意が必要です。